いじめによる複雑な派遣社員と正社員の人間関係

正社員からのいじめ

派遣社員が複雑な人間関係を構築するのは派遣社員同士ということもありますが、中には正社員からいじめを受けて人間関係に悩むという人もいます。割合でどちらが多いかという点に関しては派遣社員同士で悩むという方が多いですが、正社員からいじめられるというケースも十分あります。どういったいじめがあるのかを紹介します。

仕事を教えてくれない

派遣先の会社へ派遣されたらまずは自分がすべき仕事を教えてもらい業務をすることになりますが、この指導を任されている正社員の人がそもそも仕事を教えてくれないといういじめがあります。特別忙しいわけでもないのに仕事を教えてくれないため、派遣先の会社から仕事ができないという評価を受けたり上司に怒られてしまうなどにつながってしまいます。こうなってしまうと最終的にやる気がないと判断されたり能力が適していないという理由で契約を切られてしまうなど、仕事にやる気があったにも関わらずこうした結果になってしまうことがあるようです。

派遣という立場をバカにされる

派遣社員が正社員から受けやすいいじめに派遣社員であることをバカにされるいじめがあります。正社員として働いている人から「その年で派遣やってるの？」などの派遣社員であることをバカにされることがあります。こうしたデリカシーのない言葉を言われることは珍しくありませんが、卑下するような目線を持って悪意を込めて言ってくる人もいます。派遣は使えない、といったイメージや派遣だから仕事ができないというイメージを持っている人も多く、特に仕事が不十分でもないにも関わらず仕事ができないと叱られることもあります。

仕事量が異常

上司からの仕事の振られ方が嫌がらせとしか受け止められないような異常な振られ方をするといういじめもあります。これは正社員という立場を利用した陰湿ないじめですが、明らかに誰もが嫌がるような仕事ばかりを振ったり、派遣社員ではできるはずのない仕事を振ったりと性格が悪い上司に当たってしまうとこうしたいじめを受けることもあります。
また、逆に一切仕事を振られることなく放置されるといういじめもあるようで、聞いた質問に答えてくれないことや、口を聞いてくれないといった成人した大人がこのようないじめをすることに驚きます。しかしこういったいじめが現実的に起こっており、正社員から受ける派遣社員のいじめはなかなか相談先もなく大変なことが多いです。